インタビューで、
ぶーやん(渋谷龍太)は
「MCに特許はないからね」と言ってました。
たとえ同じ言葉を誰かが放ったとしても
SUPER BEAVERの渋谷龍太から
放たれる言葉には、
意志と想いがしっかりのっているから、
あなたの心に響くのでしょう。
MCに一切台本は無い。
「明日、友達にあう約束があって、
そこで話すことを考えないでしょう?その感覚です。」
と言っていた。
渋谷龍太のMCは、音楽と繋がっている。
あなたたちじゃない。あなたに歌ってるんだ。
ぶーやん(渋谷龍太)がMCの言葉を、
やなぎ(柳沢亮太)が歌詞に落とし込む。
作詞作曲は、柳沢亮太がしているが、
渋谷龍太の言葉に聞こえる。
これが、SUPER BEAVERの一体感。
「学生時代に校長先生の話が本当に嫌いで、
なんでこんなに入ってこないんだろうって考えたら、
ひとりひとりに話してないからだなって思った。
だからその逆をしようと思った」と言っています。
そこで生まれたテーマが、
『あなたたちじゃない、あなたに歌ってるんだ』
(2013年頃ライブMCで生まれた言葉)
あなた達ではない、お前らでもない。
いつも彼らは対峙している。
それを積み重ねて、
今あなたとの絆が確実に出来ている。
では、
印象的なMCをご紹介していきます。
2016年4月10日 10周年 ZEEP DiverCityより
【MC】
SUPER BEAVER都会のラクダスーパーフィーバーZepp DiverCityライブより
着実に着実にきっと流行ってることとは違うよね。
わかってるんだよ自分らで。
そうじゃなくて どうしても心じゃなきゃ
伝えられないものがあるから
このスタンスでいるのね。
嬉しそうな顔して、
あなたが俺らをステージにあげてくれるもんで・・・。
(感極まり涙)
やっぱり続けてきて良かったなって思う。
この嬉しそうな顔見てると思う、、、
ゆっくり歩いてきたけど1つずつ着実に階段を
あなたと一緒に登ってきたなぁ
って感じがすごくするんだよ。
俺はこうやってゆっくり登ってきて、
この景色を見せることに時間かけてしまったということは
分かってるんだけど
俺はこうなった以上、
絶対に離さないぞ、あなたのこと。
逃げるなよ、絶対に。
言葉を使う、
SUPER BEAVER都会のラクダスーパーフィーバーZepp DiverCityライブより
それでしかコミュニケーションをはかれないから、
音楽を使う、
それでしかコミュニケーションがはかれないから
あなたと一緒にいる術を考えると、
どうしてもこれしか出来ないから
俺はずっとこれをやってる。
言葉に意味がないことなんて
ずっと前に気づいてるよ。
言葉じゃなくて、そこに潜む気持ちでしょう
そこに潜む心でしょ
それをあなたが出してくれるから
だから俺らはこうやって出せると思ってるんだよ。
言いたいことはこの場所でいう。
10周年という節目を使って卑怯だと思うけど、
今でしか言えないと思うから
紛れもなく あなたに向けて、
最後の最後に、あなたの大切な人にまで届くよう
『ありがとう』という歌を。
それでも絶対に
この気持ちだけは変えずに
あなたと対峙することをここに誓います。
2016年4月10日:10周年Zepp DiverCity セットリスト
1:→
2:361°
3:鼓動
4:言えって
5:ことば
6:歓びの明日に
7:あなた
8:シアワセ
9:深呼吸
10:らしさ
11:日常サイクル
12:your song
13:人として
14:青い春
15:ルール
16:うるさい
17:証明
18:東京流星群
19:ありがとう
20:愛する
EN1:秘密
EN2:ILP
10年前の彼らは、当たり前だけど若い。
勢いと反骨精神がバチバチに溢れ出ている。
今のSUPER BEAVERとは見た目が、
少し違うかもしれないけれど
SUPER BEAVERの意志は
、全く変わっていない。
彼らが何を伝えたくて、
何を共有したくて音楽をしているか。
変わってない彼らを映像で観て分かる。
人気者になった『今』が、
来るとは思っていない10年前の彼らも美しかった。
諦めなかった証。
4人だったから笑って話せる紆余曲折。
そして、
何より音楽が好きだから
鳴らし続けたいという情熱の灯火が消えなかった奇跡。
抜粋MCは、ほんの一部です。
ぜひ、美しい渋谷龍太の涙と感動を
映像で観てみて下さい。
SUPER BEAVER”の音楽がたくさんの人に届きますように、愛と感謝と敬意を込めて。
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